薄茶の点て方
薄茶(うすちゃ)は、茶碗で点てていただく、さらりとした抹茶です。温めた茶碗に抹茶約1.5〜2gをふるい入れ、70〜75℃の湯60〜70mlを注ぎ、茶筅でなめらかに、軽く泡が立つまで点てます。分量はあくまで目安です。お好みに合わせて湯や抹茶の量を調整してください。
用意するもの
- 抹茶 1.5〜2g(茶杓や計量スプーンの種類、抹茶によって異なりますが、すりきり小さじ1〜2杯ほど)
- 湯 60〜70ml
- 茶碗または口の広い器、目の細かい茶こし、竹の茶筅
- あればスケールと温度計
点て方
- 茶碗と茶筅を温めます。 茶碗を湯ですすぎ、茶筅も軽く湯に通します。湯を捨て、茶碗の水気を拭き取ります。こうしておくと茶筅の動きがなめらかになります。
- 抹茶をふるいます。 1.5〜2gを茶こしでふるい入れ、ダマをほぐします。
- 湯を注ぎます。 70〜75℃の湯を60〜70ml注ぎます。この温度が、そのままいただく抹茶でのWHISK.の基本の湯温です。沸騰した湯は避けてください。
- なめらかに溶きます。 先にごく少量の湯で抹茶を茶筅で溶き、粉っぽいところをなくしてから残りの湯を加えます。
- 手早く点てます。 手首を使い、「W」や「M」の字を描くように10〜15秒ほど素早く茶筅を動かします。穂先は茶碗の底にこすりつけず、わずかに浮かせるのがこつです。
- 表面を整えます。 動きをゆるめ、表面をなでるようにして大きな泡を整えたら、中央から茶筅を静かに引き上げます。点てたてをお召し上がりください。
分量と湯温について
日本の茶の指導者や生産者の多くは、抹茶1.5〜2gに対して湯60〜70mlを目安としており、伝統的な点て方では湯温を70〜85℃ほどとすることが多いようです。WHISK.では、茶碗で点てる薄茶には70〜75℃を用いています。水や茶碗の形、品種、好みによっても仕上がりは変わります。
うまくいかないときは
- ダマになる: 先に抹茶をふるい、湯をすべて加える前に少量の湯で溶いてください。
- 苦みや渋みが強い: 湯が沸騰したままでないかを確かめ、温度の範囲の低いほうで試してみてください。
- 泡が立たない: 清潔で湿らせた茶筅を使い、手首から素早く点ててください。古くなった茶筅や穂先の傷んだ茶筅では、泡が立ちにくいことがあります。
WHISK.の抹茶
茶碗で点てる一杯には、まず宇治光やさえみどりをおすすめします。濃茶については濃茶の練り方をご覧ください。品切れの際は、抹茶コレクションから再入荷のお知らせにご登録いただけます。